カリグラフィー作品作りパート4

ご訪問ありがとうございます
ウェディングカリグラファーの
treeandwindです

今回は作品の文字入れの過程をお伝えします


鉛筆でガイドラインを薄く引いた用紙に
文字を入れていきます✍🏻
小さな文字はスピードボールのC3
大きな文字はC2で書いてあります。


ガイドラインはガッシュがしっかり乾いてから、消しゴムや練り消しゴムで優しく叩くように消していきます。せっかちな私は何度かこの工程で文字を滲ませたことがあります
😱😨😰


文字によってはガイドラインから少し頭を出すもの、キッチリと中に入れるものなど決まりがありますので、慎重に書き入れます。
ペン先とインクが変わるところも多く、
リズムが取りづらかったですね😅




2枚目の写真はゴールドを強調したい部分に入れたところです。
✨文字のギリギリまで000号の筆でゴールドを入れてあります✨


この演出はレタースペースがきちんとしていることが大事なポイント☝️
今回の作品の中では1番の課題でしたが
なんとか様になりました。
やはり、C2の文字カラーは
明るいグリーンに変更してよかったです😄




最後に
文頭の文字の部分に筆で装飾を加えていきます。装飾文字と本文との繋がりを小さな葉と蔦で演出します。
Fとorの間にも装飾を加えて
出来上がりです。




作品が仕上がると次は額装をするのですが、
イメージがしっかり出来るまで、しばらくこのまま保管しておきます。
最後の写真は自宅にある額装マットの中で1番合いそうな色を置いたものです。
新アトモスのマリンカラーが映えるので、
この色で額装もいいかなと思います。
額装が仕上がりましたら、また記事にしたいと思います。


作品作りの工程は1つではなく、
カリグラファーは皆それぞれのアプローチの仕方があると思いますので、素敵な作品を見つけたら、作者の方にお話しを伺うことをおすすめします‼️


4回に渡ってお伝えしたカリグラフィーの作品作りも最終回となりました。
お付き合い頂きありがとうございました💕

ウェディングカリグラファーブログ

ウェディングカリグラファーとしてウェルカムボードをはじめとするウェディングアイテムの制作販売以外にも、ワークショップ等でカリグラフィーご紹介することで、デザインの素材として使っていただいたり、カリグラフィーを趣味とする方が増えたらいいなと微力ながら活動しています。 ウェディングカリグラファーとして日々を綴ることで、少しでもカリグラフィーの魅力をお伝え出来たら幸いです。

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